豚肉の部位による栄養成分の違い

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糖質制限をしている方にとって強い味方の代表格と言っても過言ではない「豚肉」。ほとんどのスーパーで数種類の部位が売られていると思います。

代表的なのは「カタ肉」「バラ肉」「ロース肉」「もも肉」「ヒレ肉」の5種類ではないでしょうか?

同じ豚肉でも部位によって微妙に栄養素が違うことはご存知だと思いますが、折角なのでちょっとだけ詳しく調べてみようと思います。

まずは「カタ肉」「バラ肉」「ロース肉」「もも肉」「ヒレ肉」それぞれの場所は上図のようになっています。

部位については見たままなので触れるだけにして、それぞれの部位の栄養成分表は下図の通りです。

成分の違いと言っても、同じ豚肉なので天と地ほどの差はありませんが、部位の特徴を把握する事によって栄養管理の手助けになると思います。

まず最初に注目したいのは「バラ肉」だけが特出してカロリーが高いことと、「ヒレ肉」のカロリーが他に比べて低いことです。その理由は単純で脂身が含まれる量です。

ヒレ肉にはほぼ脂身が含まれておらず、その他の部位にはどうしても脂身が付着しています。「ばら肉」は別名「三枚肉」とも呼ばれていて、皮、赤身、脂身が3層になっています。部位の場所もアバラ骨の周囲でどうしても脂身が多くなるのは仕方ないことです。

本来であれば、脂身は高カロリー食材なので敬遠したい所ですが、低たんぱく質・低糖質を実践している方にとっては見方が少々変わってきます。

私のように低たんぱく質と低糖質を実践していると、どうしても摂取カロリーが足りなくなります。そこで唯一となる低たんぱく質・低糖質食材が油類になるのです。

しかし、油をごくごく飲むのは流石に辛いと言うか無理な話で…

そこで脂身が多いお肉を食事に取り入れるのはとても重要な事になります。

脂質の取りすぎには注意が必要になりますが、程よく組み込むことでかなり栄養成分の管理が楽になります。

ダイエットのみを考えるなら「ヒレ肉」一択です。完全に赤身のみの部位なので低カロリーです。ただ、たんぱく質がほかの部位よりも高いのでたんぱく質制限をされている方は注意が必要になります。

豚肉

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