もやしの種類による栄養素の違い

2019年11月5日

スポンサーリンク

野菜高騰が続く今日この頃、主婦にとって強い味方の代名詞でもある「もやし」ですが、よく見てみると素材になる「豆」には色々な種類があります。

スーパーで売られているもので有名なのが「大豆もやし」「緑豆もやし」「ブラックマッペもやし」の三種類だと思います。

その他にも牧草で有名な「アルファルファ」などもありますが、栄養面から大きく分けると「大豆もやし」と「その他」で分類する事ができます。

上図の表は有名なもやし(100gあたり)の栄養素を示したものです。

多少のばらつきはありますが「ブラックマッペもやし」と「緑豆もやし」の成分表はほぼ同じなのに対し、「大豆もやし」だけは数値が全く違っている事に気付きます。

例えば、エネルギーは「大豆もやし」37kclaに対して「ブラックマッペもやし」と「緑豆もやし」は15kcal程度。

たんぱく質も「大豆もやし」3.7gに対して「ブラックマッペもやし」と「緑豆もやし」は2g程度となっています。

その逆に糖質は「大豆もやし」0gなのに対して「ブラックマッペもやし」と「緑豆もやし」は1.3gになっています。

私的な表現を用いると、「大豆もやし」は肉や魚に近いもやしで、「ブラックマッペもやし」と「緑豆もやし」は小麦粉やお米などに近いもやしだと分析できるのはないでしょうか?

もやしはほとんどの場合1袋200gからの販売になっているので、糖質制限をしている方にとっては2.6gの糖質摂取になってしまいます。

また腎臓を労わる為にたんぱく質制限をしている方にとっては1袋で実に7.5gものたんぱく質摂取になってしまうので、数十円のもやしでも侮ることはできませんよね?

もやしの種類の選び方としては、単純なダイエットの場合は「大豆もやし」が最適で、たんぱく質制限の方は「ブラックマッペもやし」と「緑豆もやし」。

糖質制限をしている方も「ブラックマッペもやし」と「緑豆もやし」を選択されるのがベターだと思います。